法面工事でもなんでも、最初に工法をスタートさせたり、最初になにかを始めるものは必ず一度は嘲笑されると思います。足場や伐採なくしてロックボルトができるSD工法も初期のころはそうでした。

ペンギン界では、集団の中で最初に崖から海に飛び込むペンギンのことを”ファーストペンギン”と呼ぶようです。

崖下は危険なので誰も最初に飛び降りたがりませんが、みんながファーストペンギンに続いたら、一種のムーヴメントになります。

最初の一人は嘲笑されても、一旦ムーヴメントになると、むしろやってないとダサい雰囲気になります。

では、ムーヴメントってどうやって起こすのでしょうか?

昨夜、TEDの動画でその答えを見つけました(日本語字幕をオンにできます)。
本編は3分未満で完結する非常にわかりやすくて面白い動画です。

新しい何かを始めると、最初は嘲笑されます。

最初に始めるリーダーには、笑われる覚悟が必要です。

ここまでは、よく聞く話です。

この動画の面白いところは、2番目のフォロワーが指導者として最も大事だと言っている点です。彼らは、リーダーと後に続くフォロワーを繋ぐ役割を果たします。

ある意味で2番目のフォロワーがリーダーなのかもしれないです。トップが勝手に一人で踊ってる意味を理解して、組織をその方向に引っ張ってくれる存在がいると、その踊りが組織内でムーヴメントになり、業界でも一つのムーヴメントになり得ます。

乗り遅れるとダサいと思わせられたら、こっちのものですね!