Organaization (組織)

コロナの影響でテレワークや在宅勤務をする方が増えていますね。弊社は仕事がら在宅でというわけにはいかないのですが、この時代、在宅勤務をやってみると、あれ?自分の仕事って会社じゃなくてもできるやん、と感じている方も多いのではないでしょうか。

コロナが鎮静化した後は、社会のあり方や会社の勤務形態をますます見直すような波が来そうです。そう考えると、会社という組織は、この先どう機能していくのでしょう。組織やチームについて改めて考えるべきタイミングなのかもしれません。

組織の在り方を見直す時、そもそも”組織”って当たり前のように使う言葉ですが、その定義を下記に確認したいと思います。

・ 一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合されている集団。また、それを組み立てること。

これはイメージ通りでしたが、今回は下記のほうにより注目したいと思います。

・  生物体を構成する単位の一で、同一の形態・機能をもつ細胞の集まり。さらに集まって器官を構成する。

さらに、英語のorganizationから語源や関連語を調べてみました。
・organ (臓器)
・organic (有機体の)
・organism (有機体)
ここで、有機体とは、  有機物からなり、生活機能をもつ組織体。生物体を他の物質系から区別していう語。

以上を踏まえると、組織とは、有機体、つまり生き物であると言えます。組織は細胞からできています。ひとつひとつ共通の目的をもった細胞が集まって組織が形成されています。

生き物であるからには、それがさらに気分よくいきいきと活動できるよう、環境やモチベーションを提供してあげることもできるはずです。

ただ、こうして書いておいてなんですが、組織とは何かなんて議論は、小さな土木業者には不似合いで不要かもしれません。それでも自分が所属する会社やチームが生き物だと考えると、今は体調が悪いとか、その原因がどこにあるのかとか、いろいろと考えやすくなることは確かです。

小さな土木業者が、仮に最近話題のティール組織への移行を目指した場合、どんな影響が出るでしょうか。
また別の機会にそういう余計なことも考えてみたいと思います。なにせ時代が変わってしまいそうな状況で、休みにどこにも行けず家ですることもない、こんな機会はそうそうありませんから。