結構ラジオを聴くのが好きで、とくに芸人さんのラジオを運転や作業をしながらよく聴きます。このブログもたいていラジオやYoutubeを流しながら書くのが日課になっています。

とくにオードリーのオールナイトニッポンが好きで、毎週欠かさず聴いています。

先日、そのラジオの中でカバンの大きさについて説明しているときに、ラジオなんだから、これくらいだって言っておけばいんだよ、ラジオの良さをつぶすなよ、みたいなやり取りがありました。

ラジオですので、〇〇くらいの大きさのカバンって言われるより、これくらいの大きさのカバンって言われると、わかりにくいですが、たしかに想像力が働きます。これくらいってどれくらいだよ、みせてくれよって気持ちになります。つまり惹きつけられます。

ラジオの欠点はと聞かれると、私なんかは映像が見えないところとすぐに答えたと思いますが、それが一方でラジオの魅力だと言われると、納得です。長所と短所は表裏一体であって、いわゆる欠点や不便さって、考え方を変えれば売りにできることがあるんですね。

商品やサービスの不便さや欠点ってつぶしていこうとしがちですが、発想を変えてその不便さの中で遊んでいくと、逆に魅力が高まったり、あらたな付加価値が見つかったりするのかもしれません。

日頃、規格値や安全性や、施工性や品質向上のために、より良いやり方でより良いものをと仕事をしている我々なので、たまには不便さや欠点の奥行を探って遊ぶ余裕を持ちたいところです。