11月3日に、大阪市立大学 都市防災教育研究センターにて「第7回 都市防災研究シンポジウム」が開催されました。

弊社が,自然斜面補強工事の元請け現場にて行った,UAVレーザー測量の研究について、共著者となっている論文の発表にzoomで参加しました。

該当の論文は、後日改めて公開させていただきます。

ICT化の進みが他業種と比べると遅いと言われる建設業ですが、近年のICT活用の広がるスピードには目を見張るものがあります。
法面業界でのレーザースキャナーやUAVでの測量も、今や珍しいことではなくなってきました。
活用が進んで、より手軽になればなるほど、そのツールを会社側がいかに有効活用できるのかが勝負になりますね。

そういえば、新型のiPhone12 ProモデルにはLiDARスキャナが搭載されました。
LiDARは、Light Detection And Rangingの頭文字で、日本語にすると「光検出と測距」です。
様々な分野での活用が期待されているツールで、自動運転では盛んに研究が行われています。

その技術が今年発売された新型iPad Proに搭載されて話題になり、多くのARアプリにも注目が集まりました。
今回その技術がより小型媒体のiPhoneに搭載され、ユーザーにとっての需要はまだカメラなどに比べると高くないかもしれませんが、個人的にはより便利になっていく予感に期待は高まります。

他業種のニュースを見ていると、建設業のICT化もこれからの数年で大きく進むことは明らかです。
地上型レーザースキャナーやUAVレーザーもどんどんよりよく変わっていきそうです。
取り残されないように、挑戦し続けたいと思います。