最近の世界情勢を見ていると、真実は決してひとつでないという事実を突きつけられます。

決して今に始まったことではなく、歴史上いろんな真実がぶつかって今の世界をつくりあげ、各所で形成された真実によってまた新たな事実が生まれます。

日本のニュース、BBCやCNN、読むメディアによって湧いてくる感情は異なります。

勝ったほうが正義とかってよく言いますが、明らかに人道に反すること以外、事実についてそれが正しい、正しくないの判断は困難ですよね。起きている事実は間違いなくひとつですが、真実はひとつではありません。

もしかしたら仕事だと場合によっては、会社としてゴールがあり、ビジョンを共有しているので真実はいつもひとつなのかもしれません。

あらゆる情報を誰かの真実に惑わされることなく事実として取得し、頼るべきビジョンに基づいてひとつの真実に向かっていく、それに関係者を巻き込んでいく、そのあたりがいわゆる仕事上のコミュニケーション力なのでしょうか。

そんな悠長な言葉は何の役にも立ちませんが、最近のこの状況はさすがにいろいろと考えさせられますね。