最近、消費税をはじめあらゆる増税が検討されていることが話題になっていますね。先日、バンコクの屋台で買った焼き鳥が1本100円しました。コンビニで売っているミネラルウォーターの値段などもほとんど差がありません。円安の影響も大きいですが、日本人がどんどん貧困化している気がします。

そんななかで、技能実習制度廃止が検討されているようです。

法制度を整備した段階から、そもそも設定されていた見直し時期にあたるようですが、実習生に日本の技術を学んでもらうという建前と労働力して受け入れているという本音との乖離が、制度廃止が議論されている大きな理由のようです。

建設業をはじめ多くの産業にとって欠かせなくなっている技能実習制度なので、廃止といっても特定技能との一本化することで、建前をなくして純粋に労働者としての受け入れる方向に調整されるようです。

移民の受け入れの問題とか、いろいろな議論が起きるのは理解できますが、諸刃の剣となっても国の維持には背に腹は代えられないのではないでしょうか。

受け入れる企業側としては、特定技能として受け入れられるほうがすっきりします。技能実習生を労働者として受け入れている企業としても、いや、労働者として受け入れる仕組みがあれば、そうやって受け入れるよ、というのが本音でしょう。受け入れ人数の上限やビザの資格要件、受け入れ試験の実施要項、よく意味のわからない団体や組合などあらゆる要素で特定技能はまだまだ使いにくい制度ですので、そのあたりの改編も期待します。

ただ、いつ日本人が現地に労働者として派遣される未来がくるかわからないと常々思います。円安で実習生の送金額も目減りしていますし、学べる技能も日本がそれほど優れているかというと疑問視せざるを得ません。アルバイトの時給や初任給でも欧米などとは倍以上の差も普通にみられます。

特定技能として労働者の受け入れを解禁したところで、移民が増えるなんていうのはもしかしたら取り越し苦労なのかもしれません。移民が増えて国内が乱れることよりも、だれも働きに来たくないような魅力のない国になって、国自体が荒廃していくことこそ最も懸念されます。

サウジアラビアとポーランドの試合も熱いですね。レバンドフスキも点を取れていませんし、アルゼンチンに続きポーランドまで食ってしまって、今夜サウジアラビアが決勝トーナメント進出を決めるかもしれませんね。