富士通が理化学研究所と開発した”富岳”が、スーパーコンピューターの計算速度の世界ランキングで、日本勢8年半ぶりの首位を奪還しましたね!
まさか昨日、伊吹山の記事を書いて続けて富士山絡みの記事を書くとは思いませんでしたが、日本人として非常に嬉しいニュースです。
しかも、驚くべきはその計算速度41.5京回/秒と、2位の米国のサミットの14.8京回/秒に大差をつけていることです。
さらに、前回のスパコン”京”の反省を生かし、汎用性と使い勝手にもこだわって設計されており、これからのビジネスの展開も十分に期待できるようです。
富士通の売上高にとって現段階でスパコンのビジネス規模というのは決して大きくないようですが、それでも開発を進めて世界一になられたことには、尊敬の念を覚えます。
IoTと関連づけたり、横展開を進めて、どんどんビジネスとして加速させて世界でポジションをとってくれることは、富士通だけの問題ではなく、日本の将来の一端を担ってくれている気がします。
こうして民間企業が世界で日本のプレゼンスを保ってくれていることは、本当にありがたいことですよね。
日本の民間企業がこうしたハイテク分野にどんどん開発投資できるよう、国もバックアップ体制も盤石にして欲しいと思います。