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春日山古墳下の法面を補強する春日山公園整備工事は、現在、ラス張り工を施工中です。ラス金網とよばれるメッシュ状の金網を法面全体に敷設します。
斜面全体に連続した金網を張ることで一体性を持たせ、実際ごく軽微な崩壊を防止するとともにモルタル吹付のための下地を作ります。1枚20m2のラス金網を垂らしながら斜面に張り付け、大小のアンカーピンで固定します。1枚1枚のラス金網の端部は縫い付けられ、1枚ものの連続した金網として機能しています。
ラス金網自体に斜面を補強する効果は設計上見込んではいないですが、法面全体が金網で覆われるだけでも裸の状態よりは安心感があり、無いよりは補強効果があります。

ラス張りを行い始めたことで、現場前を通過される方々にも、工事が進んできているねと言っていただくことが増えてきました。
ラス金網が張り終わると、吹付法枠のための配筋作業に移っていきます。ラス張りが終わり次第また更新いたします。