法面工事において,法面での作業中は,お互いの安全のためや法面下の道路への配慮などで,小石ひとつも落とさないように注意しながら作業しています。

それでも法肩の上のほうで動物が歩いたり,風が吹いたり,いろいろな理由で小石等が転がってくる危険性があります。そこで,危険が想定されるような個所には,法肩の上部などに仮設の安全ネットを設置します。家屋などを保護するため,作業者の下に設置することもあります。法面業者は,各社それぞれ工夫されていると思います。

今回のR306の工事でも,法肩に設置したネットが効果を発揮していました。

法肩仮設ネット安全対策

こういう仮設ネットが自分の視界に入るだけでも,作業中には不思議と少し安心感があります。