SD工法でロックボルトの削孔を行う場合,工法の特性上,狭いところやアクセスの難しい現場が多くなります。そもそも足場が組めないようなところが多いので,民家裏ぎりぎりの法面を保護することも多くあります。
さすがのSD工法でも狭すぎるようなときは,さらにボディを短くしたショートボディタイプが活躍します。SD工法を使いこなしている技術者の技術力もあって,驚くような狭さでも施工できるのが強みです。
災害が激甚化するなかで,現場での工夫と技術力が試されるような,普通だとやりにくい法面工事現場がますます増えそうですね。