2日のブログで書いた現場の横断図の一部は、上の画像のようになっています。
点群データの全景と横断図を見ると、現場のどこまで横断が取れているのかがわかりやすいです。
特に工事関係者以外の方にとっては、図面で見るよりも簡単だと思います。

下図は受注時にもらった現況線との比較の一部です。

横断図_法面

黒が現況線、ピンクがレーザースキャナーです。
比較してみると従来の測量とも誤差はほとんどありません。
むしろ今までは変化点を計測して繋げて横断線を作成しているため、レーザースキャナーの方が精度が高いと言えるのではないでしょうか。

もちろん現場によっては草が密集したり、きれいに地面を取ることが難しいこともありますが、樹木をかき分けて測量した現場でこれだけのデータが取れているのは施工業者としてはありがたいです。

機械がどんどん優秀になっていくので誰でも操作しやすい分、こちらからほしいデータを検討して、機械やソフトを使いこなしていくことが必要だなと感じます。