今日の滋賀県は久々の大雨でした。

そんな雨の中でしたが、希望者1人に対して午前中に会社説明会を実施しました。

今回の方は新卒などの学生ではなく、10年近く勤めた会社からの転職を考えておられる方です。これまで勤めてきたけれど、何か技術をつけてもう一つステップアップできる仕事を探しておられました。そういう仕事を探していたところ、技術者(エンジニア)になれそうだと、弊社に興味を持ってくださいました。

彼が今やっている仕事と法面工事を行う施工会社との一般的な違いを説明したうえで、吹付法枠や、ロックボルトなど法面工事の工種について説明しました。さらに、入るならどういった役割を担ってほしいかまで具体的に突っ込んで話をしました。彼からも転職に関わる漠然とした悩みや法面工事を仕事とする上での疑問点など話してもらい、終わった頃にはあっという間に3時間近く経っていました。

転職を考えているうえでまず具体的に仕事内容が知りたいというだけでしたので、入ると決まったわけでもまだ面接するわけでもありません。ただ、人生の選択肢として真剣に考えている人に、真剣に会社の説明をするのは、自社を見つめ直すいい機会となりました。

人一人を雇用することは、削孔機を買うより吹付機を買うより何より高い投資となるので、コロナで先が読めないこの時期に採用活動を進めるというのは、企業側にとってもある意味で勇気のいることです。ただ、そんな心配も採用することが決まってからすればいいですよね。

高い投資なのですが、会社を活気づけてくれるのも、会社の未来を作ってくれるのも、結局は人ですから。