10月5日(木)、大阪産業創造館にて開催されましたJICA Networking fair in Autumn 2023に出展させていただきましたので、ご報告いたします。
JICAプログラムの外国人留学生を対象に開かれているインターンシップや就職活動イベントであり、会場全体の写真をお見せできないのが残念なほどかなりの賑わいに圧倒されるほどでした。
たいていこういった合同説明会のようなイベントって、誰もブースに来ずに手持無沙汰になるような時間帯があるものですが、今回は用意したパンフレットがすべて売り切れ、全員で別々の人を同時に対応し続けるという賑わいでした。
ブースに来てくれる方も、母国で土木技術者としての実務経験を数年経て、JICAプログラムで日本の大学の修士や博士課程に進学されている方々なので、いわゆる高度人材です。積極的な発言や意見交換をしつつも、日本の大学におられるだけあって、がつがつした姿勢と謙虚さの間のバランス感覚をお持ちでした。
わざわざ事前に弊社を調べて、アポをとってブースに来てくれた方も何名かいらっしゃいました。
合同説明会終了後の夕方には、本プログラムでインターンシッププログラムを実施された企業様やインターン生の報告会がありました。多国籍な技術者を得ることで、会社として爆発力を得たような報告が印象的でした。
就職の合同説明会を終えて気分が高揚することってあまり経験ないですが、今回のJICA Networking fairは、会社の組織づくり人材の在り方について考える刺激や発見がありました。弊社は、技能実習生の受け入れも行っておりますが、高度人材においても、外国人の優秀な技術者は非常に会社にとってプラスになるような感覚です。
振り返ると、滋賀大学から弊社に就職してくれたマレーシアからの留学生もいまは思いっきり戦力になってくれています。フィリピンの案件化調査で協業しているフィリピン人の技術者がもし弊社に入ったことをイメージしても、すぐに戦力になってくれると想像できます。
気分が明るくなり、いろいろと学びのある、組織づくりについて考えさせられたイベントでした。
JICAのみなさま、貴重な機会をいただいたことにお礼を申し上げます。ありがとうございました。