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しばらく暑い日が続いていましたが、いよいよ、梅雨入りですね。
先日、法面の横断測量が済んだことで、元請け現場の測量がひと段落しました。
ドローンやレーザースキャナーを使うので、梅雨前の天気の良いタイミングで済ませてしまえてよかったです。

さて、その測量データですが、3次元点群データとして手元にあります。
i-Constructionの流れで、ここ数年、元請け下請け問わずずっと3次元点群データを使って法面現場を管理しているので、3次元点群データは、測量データとして弊社ではすっかり当たり前になりました。

そこで今回は、切土も伐採もない樹々が残る急傾斜のユニットネットの法面でも、点群データを取得して活用するチャレンジをしています。
データは既にばっちり取れました。
さて、このデータ、どう生かしてやりましょうか?
3年程前から、UAV測量やレーザーの点群データは法枠やロックボルトの出来形管理には利用してきました。
今回も横断がとれて、点の座標値もわかって施工上は十分楽になっています。施工後の出来形管理もできるでしょう。
ただそれだけでは、すでにちょっと物足りなく、芸がないなと思うようになってきています。
この元請け現場を通して、横断の抽出や出来形管理からさらに踏みこんだ、法面工事での一歩進んだ3次元点群データの生かし方を見つけたいと思っています。