コロナによるテレワークの影響で、やたらと耳にするようになったのが、Zoomです。昨年から会議通話サービスとして役所のWEB立会を実施したり現場でも利用はしていましたが、Skypeを後追いしたサービス程度にしか思っていませんでした。

Skypeは個人的に、10年以上前から使っていた馴染みのあるサービスです。ただ、マイクロソフトに買収されてから、マイクロソフトIDといちいち紐づけてくるのが面倒になって使用頻度が落ちました。その後LINEが出てきて、めったに使うことが無くなりました。

なんでどこもかしこもSkypeでなくてZoomなのかと調べてみたら、会議に向けてかなり差別化されているサービスなのですね。

まず、スカイプで会議を開く場合は、参加者それぞれがアカウントを作って事前にその個人ID を知っておく必要があります。個人同士がつながった上で、主催者が全員に通話を発信するかたちで成り立ちます。

一方、Zoomでは、会議自身がIDを持ちます。個人がつながる必要もなければ、アカウントを作成する必要もありません。送られてきた会議URLをクリックすれば、自動的に会議に参加できます。URLで会議室を案内されて、それぞれが入室するような感じですね。

また、ビデオ会議通話に使うデータ使用量がSkypeの約1/10で済むそうです。電波が悪い法面現場から参加する場合やWEB立会を行う場合、これは外せないメリットですね。

セキュリティの脆弱性に関する課題もありますが、他にもいろいろとZoomにはウェブミーティングを行う上でメリットがあり、爆発的に普及しているのが納得です。ホワイトボード機能や画面共有機能もあるので、もはや教室や会議室が不要になりそうな勢いです。

これを機にテレワークの有効性が実証できた業界では、コロナが収束した後もその習慣は残りそうです。そもそもこれだけネットが普及したのに、働き方が数十年前と変わっていないのはよく考えたら随分おかしな話です。携帯電話が普及してもまだ当たり前のように出社していましたが、いよいよネットが出てきてもまだその慣習は変わらず電車は満員状態でした。
この自粛期間中、各国で大気汚染が緩和されたり、経済活動がストップしていることで環境面では良いニュースも多いらしいです。

コロナに頭を強烈に殴られて、時代がやっとこうしたサービスや働き方に追い付いたのではないでしょうか。