法面工事の施工管理を担当しています。工事全体の出来形・品質・安全・工程の管理を基本として、工事全体をマネジメントするのが仕事です。
大学の専攻は土木とは関係ないバイオ(生物化学)で、癌について勉強していました。研究室に入ってからは抗がん剤の標的となるような癌の遺伝子を研究しました。
大学で滋賀県の企業が集まる説明会が開催され、そこで大翔のブースを訪れたことがきっかけです。専門技術を扱う職種だったので、そこに惹かれてブースへ行きました。社長に「法面工事って知ってる?」と聞かれたときに、子どもの頃に見たことがある風景を思い出して少しずつ法面工事に対する興味が湧いてきたのを覚えています。
勉強してきた分野と異なる仕事に就くことは少し勇気が必要でしたが、こどもの頃に土木建築に興味をもった時期もあったので、就職のタイミングで方向転換することも前向きに捉えられました。また建設業の中でも、法面はあまり聞かない業界なので尚更究めてみたいと思いましたね。
工事が無事に完了した瞬間や、難しい箇所の施工を終えたときに1番やりがいを感じます。最初はなにもなかった場所に、構造物が出来上がったときはやはり何とも言えない気持ちです。人の命を守る仕事だから責任は重大だけど、その分やりがいがあります。
入社したときは、山を登ることも全く経験したこともありませんでした。ロープを使って山の斜面を登ったり、ぶら下がったりするだけでも最初は難しく、失敗もしたし苦労しましたね。
そんな中でも施工管理者として現場を任せてもらえるようになったのは、先輩社員のみなさんに現場で鍛えてもらったからだと思います。管理者として現場の人たちへの仕事を割り振ったり、打ち合わせの時間を設けて工事のスケジュールを決めたりと、自分のことだけではなく、周りのことを考える力もついてきました。今では元請の現場を責任を持って管理しています。
入社する前は社会人や仕事に対するイメージがはっきりしていなかったので、自分がこの業界でどうなっていくかも想像がつかなかったです。ただ、少しずつできることが増えていく中で自分のできることを一つずつ積み上げていこうと常に考えています。大翔には様々な分野で目標とするべき先輩社員が常にいてくれるので、今はその人たちに追い付けるように努力をすることが自分のキャリアを築くことだと思っています。
「工事部長のようになりたい」というのが入社当初からの目標ですし、入社8年目になった今、僕がそうなっていかないといけないと思っています。技術に関しても、工事の工程や材料に関しても、群を抜いた知識量と経験を持っておられるので、将来的には自分がそのようになって会社を引っ張っていけるようになりたいです。
入社当初はまだ身体が慣れていなかったので、自宅でゆっくり過ごして身体を休めることに時間を使っていました。今は週休2日も定着して仕事にも慣れてきたので、時間と身体に余裕ができてきましたね。最近は趣味のプラモデルを自宅で組み立てていることも多いです。
仕事柄、長時間の車の運転は苦ではないので、目的地を決めずドライブに出かけることもあります。行った先で敢えて大通りではなく、旧道などを走ってみるのも一つの楽しみですね。いつもは見えない景色が見えたり、冒険のようにワクワクしたりできるので癖になります。