ハルクアースアンカーは、単純なアンカーとしてモノの固定や構造物の支えに利用できます。
そのほか、海外で実績がある法面保護工事用途にロックボルトのように機能させることを目指しています。
ロックボルトとの違いは、引張力をグラウトと地山の周面摩擦抵抗力から得るのではなく、
アンカーヘッドと地山の支圧抵抗力から得る点です。
この特徴により、セメントを利用することなく短時間での補強が可能です。
1. アンカーヘッドに補強材となる鋼棒を接続する。
2. アンカーヘッドに打設用のロッドをはめ込む。
3. 打設用ロッドを打撃して、アンカーヘッドを土中に貫入する。
4. 設計深さまで打設後、打設用ロッドを引き抜く。
5. ジャッキにてアンカーヘッドを開き、支圧抵抗を得る。
※支圧抵抗による補強力のメカニズムは、国内適用に向けて金沢大学と共同研究を実施中です。